2013年4月12日金曜日

線シリーズ(ピアス)


私のジュエリーデザインはもともと、
「イラストレーションを身につける」というコンセプトで始まりました。

イラストレーションが大好きで、イラストレーションを生活の中に取り入れたい、
イラストレーションの中で暮らしたい、という気持ちから、
「立体イラストレーション」と名付けた彫刻や、照明器具を作り始めました。

アクセサリーもその延長だったのです。
始めは Quentin.coT(クエンティン・コット)という名前でアクセアリーを発表
していました。

クエンティン・コットの名前の由来は尊敬するイラストレーター、Quentin Blakeと、
私の名前、杏のApricot からきています。
クエンティンブレイクの名前を入れたのは、私の作るアクセサリーが
イラストレーションの延長であることを示したかったからです。

その気持ちは今も変わらず、GULAB TOKYOのジュエリーを作るときにも
イラストレーションを描く時と同じように
「楽しいこと」「きれいな線」「きれいな色」
というモットーを大切にしています。

Senシリーズは中でも最もわかりやすい例かも知れないです。



よく「蝶々の形ですか」とか、「花のつぼみですか」と聞かれるけれど、
特に具体的なものの形という訳ではなく、ただきれいな線を身につけてもらいたい
というコンセプトで作りました。


もちろん、これは何の形だろう、と思いを馳せてもらえたら嬉しいです。

見る人のクリエティブ気持ちを刺激できる制作が出来たら最高だと思うから。

暖かくなってきたので、蝶々みたいに見える線ピアスをつけてお出かけください。

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